書店で何かいい本がないかな~と平積みエリアを物色していると、なんとも分かりやすいタイトルの本が!「本当の自由を手に入れるお金の大学」可愛いライオンさんのイラストが表紙のこの本。しかしその表紙に似合わず、自由な生活をするために必要なお金に関する知識がかなり広く網羅されています。好きなことを仕事にして自由に生活をしたい!それを目標にする人が一読しておいて損は無い内容の本です。自由に・・・なりたい・・・!
- 出版社 : 朝日新聞出版
- 発売日 : 2020/6/19
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 274ページ
経済的自由を手に入れるためのお金の知識を幅広く網羅。しかもなんと270ページフルカラーで1400円!!
毎日嫌々仕事に行き、ため息をつきながら帰宅する。寝て朝が来てまた嫌々仕事に行き・・・以下∞。
こんな生活、誰だって嫌ですよね。
多くの人が好きなことを仕事にして、自分の自由な時間やお金を得て、少しでも自由に楽しく生きていきたいはず。
この本は、そんな自由な生活を送るために必要な経済的自由を得るための道筋を分かりやすく網羅しています。
格安スマホから保険、マイホーム、車、節税、副業、投資などかなり広い範囲を網羅。
それでありながら、全270ページフルカラーです!まさかのフルカラー!
そのため、図、イラスト、表が多用されており、とても読みやすく分かりやすいです。
読書が苦手という人でもサラサラと眺めるだけで感覚的に内容を掴むことが出来ます。
そしておまけにフルカラーでまさかの1400円!
正直手にとったときに、まあ2000円以上するかなと思っていたので、この価格は驚きです。
この価格でこのボリューム、フルカラーの本は奇跡ですね。
出版社さん、ありがとう。
保険(特に国保)、年金についての解説がかなり分かりやすい。
この本では「①貯める、②稼ぐ、③増やす、④守る、⑤使う」この5項目を強化することで経済的自由になれるという解説のもと、格安スマホから投資にいたるまで、経済的自由を得るために必要な事柄が幅広く解説されています。
正直、フリーランス向けの本や金融知識系の本を読んでいる人にとっては、もう既に知ってる知識が大半だと思います。
必要最低限な生活のための資金を蓄えた上で、投資信託等への投資や副業等お金を生み出し自己投資してスキルを上げて収入を増やしていく。
この辺りの内容は他の書籍で読んだことがある方も多いかと。
しかし、ここでひとつ紹介したい本書が優れている点があります。
それが、健康保険や年金について書かれているページがすこぶる分かりやすい!という点です。
健康保険や国民年金ってほんと分かりにくいんです。
お役所のHPで解説されていたり、パンフレットもあるのですが、びっくりするぐらい分かりにくい!
かといって本を探しても、分かりやすい本がなかなか無い。(まあ、国民健康保険やら国民年金についての本なんてそうそう売れる本でも無いでしょうし仕方がないですけどね。)
その点、この本に書かれている数ページの健康保険や年金についての解説は、図表やイラスト付きでとても分かりやすく書いてあるため、知識が全くない方でも分かりやすく理解できると思います。
特に健康保険の高額療養費制度なんかは、お役所のパンフレットを見ても内容詰め込まれすぎて読みにくいので、この本の解説の方があっさりしていて分かりやすいかと。
また、年金についてもとても分かりやすくあっさりと解説しています。
年金も健康保険同様、制度について意外と知らない人が多い分野です。そもそも月々納める年金の金額がいくらなのかも分からない人、多いと思います。
また、遺族年金や障害年金といった年金の諸制度についても、そもそも存在自体知らない人も多いと思います。
この本では年金の受給額だけではなく、こういった制度面についても簡単ではありますがとても分かりやすく解説されています。
転職や独立といった社会的な転機を迎えると、健康保険の切り替えや年金の手続きについて必ず手続きが必要になります。
その時になって困らないように、少しでも知識を付けておいた方が良い分野です。
健康保険や年金については、こういうあっさりした説明、解説があまりない分野なので、それだけでも本書を買う価値があると思います。
お金の大学で学び、経済的自由への第一歩を踏み出そう
個人的には健康保険と年金の箇所だけでもいい本だなあと思いましたが、それ以外の税金やマイホームについての記述もとても分かりやすく書かれています。
知っていた方がいいお金の基礎知識についてかなり広範囲に網羅されていますので、入門書としても最適です。
また、内容が広範囲なため、これまで蓄えてきた知識の再確認をするために読んでも良いと思います。
図やイラストが多く、疲れている時でもサクサク読めます。
経済的自由を得て少しでも自由な人生を送るために、お金の大学で勉強してみましょう!