コスパ抜群!「万双」の長財布&小銭入れ経年変化(エイジング)レビュー!7年使うとこうなります!

今回は「万双」という革製品を作るブランドのお財布を紹介します。使い始めて7年ぐらいになるので、経年変化、エイジングの雰囲気をお伝えできたらいいなと思います。ここ最近、革製品の価格高騰が著しく、きちんとした革の財布を買い替えるにもそこそこコストがかかりますよね。そんな中でも万双の財布は価格的にも品質的にもかなり満足できると思います。では、写真つきで紹介していきましょー!


そもそも万双って?良質な革製品を良心的な価格で販売する日本の革製品ブランド

今回紹介する「万双(まんそう)」は上野アメ横の一角に店舗を構える日本の革製品ブランドです。

万双

https://www.mansaw.net/

革製品、特に鞄や財布を作っているブランドで、いずれも作りは極めてシンプルですが、品質の良さが見た目からも手に取った時の質感からも感じられる商品が多いです。

特に財布については、ブライドルレザーの長財布で2~3万円程度

ここ最近は革製品の高騰が著しいため、百貨店でみかけるエッティンガーやグレンロイヤルといった海外の有名革製品ブランドの長財布となると5万円程度、もしくはそれ以上。GANZOやワイルドスワンズ等の日本の革製品ブランドも同じように4~5万円以上はしてきます。

その中にあって、万双の2~3万円程度という価格はかなり良心的かと。この価格にして品質も前述のブランドと比較しても全く劣っておらず、かなりの品質の高さが伺えます。手に取った時の満足感もたまりません^^

これはおそらく企業努力の結果なのかなと思います。

万双の路面店は東京と神戸の2か所のみです。私は東京の上野アメ横にある店舗にしか行ったことはありませんが、「こんなところにあるのか!!」と思うような、アメ横の本当に小さな一角にお店があります(見つけるのが大変かも)。渋谷や銀座などの一等地にドーン!とお店を構えたり百貨店に出店しないことで、出店や店舗維持に係る経費を抑えているのでしょう。

店舗数も少なくブランドの広告もほぼ無いため、「万双」の知名度自体はあまり高くなく、海外革ブランドのような華やかなブランドイメージもありませんが、そういった経費削減によって良心的な価格を維持しながら高い品質を保っているのだと思います。

店舗数が少ないため、東京と神戸以外の方だと実際に商品を手にとることが難しいという難点はありますが、高騰する革製品ブランドの中にあって、とてもありがたい存在です!

(お小遣い制の私にとってもかなりありがたい存在です…。だって財布に5万は出せないですもん…。)

万双のブランドルレザー長財布・小銭入れの経年変化(エイジング)紹介。7年使うとこんな感じ。

前置きが長くなりました!では早速この万双の財布がどのようにエイジングしていくのか紹介していきます。

紹介する商品はこちらです!

ブライドル長財布(小銭入無

色 ダークブラウン

税込 26,400円

このブライドルレザーの長財布と同素材の馬蹄(ばてい)型小銭入れです。(馬蹄型小銭入れは現在は販売されていないようですが、同素材で角形の小銭入れが販売されています)

ブライドルレザーとは馬具として使用するためにロウを含ませ耐久性を上げたレザーで、表面に白いロウの粉が付着しているのが特徴です。この白い粉は磨けば簡単に取れます。そして使い続けていると自然と粉は出なくなり、美しい輝きを放つようになります。

この商品を7年間使い続けるとこんな感じになります。

じゃじゃーん!

持ち主の私がいうのもなんですが、かなりいい輝きしてませんか?

7年も使っているので、当然ながらロウの白い粉はもう出ていません。その代わりにテリッテリに輝いています。どことなくコードバンのような、薄いコーティングをまとったような綺麗な輝きです。

さすが万双さん!素晴らしいエイジング!

財布の淵の縫製も全くほつれてません。

ちなみに使用状況としては、財布はポケットには入れずに常に鞄に入れて持ち歩いています。ポンっと鞄に入れたり、ペットボトルや鍵などと一緒に鞄に入れているので、細かい傷はついていますが、輝きが強いため、あまり気になりません。

最初に傷がついたときは目立ちましたが、使い続けて細かい傷が無数につくと気にならなくなります。むしろその小さな無数の傷が、輝きに可愛らしい(?)表情を与えます。

クリーム塗りなどのメンテナンスは7年間で5回程度、自分で靴用に買ったモウブレイのアニリンカーフクリームを薄く塗っただけで、あとは特に何もしていません。

※万双のお店に持っていくとサービスでクリームを塗ってもらえます^^

開くとこんな感じ。 パカッ!

ど、どうでしょう!

開いてもいい感じに輝いているではありませんか!はううっ!

小銭入れも火照っているかのような輝きっぷり。どちらも長年使っても剥げたりしてません。むしろ年数を経るごとに輝きが増しているような気がします。

では、長財布と小銭入れをそれぞれ見ていきましょう。まずは長財布から。

革の財布って長年使っていると折りの部分が割れてしまうのですが、さすがは万双さんの長財布。折りの部分も全く割れていません。

こうやって見ると縫製も素晴らしく綺麗です。際の部分をビシッと縫っています。

内側はこんな感じです。カードの印字等が汚れとして移ってしまってますが、内側も革のたるみや破れもありません。

そして小銭入れはこんな感じに。

こちらも長財布同様、折り部分のひび割れもなく、縫製のほつれもないです。7年使ってこれはかなり堅牢かと思います。

内側も小銭の汚れは移っています、ビシッとまだまだ綺麗です。

良心的な価格でしっかりとしたお財布を探している方にオススメの万双

と、このような形で使用7年になるブライドルレザーの財布のエイジングを紹介いたしました。

ちなみにこの財布は長財布、小銭入れ共に「ダークブラウン」です。

使い込んでいくうちに茶色がより濃くなり、写真からも分かるとおり、ほぼ黒に近い茶色になっています。光があたるとほのかに茶色になるという色っぽい使用。たまりません。これぞエイジングですね。

私と同じようにいい財布が欲しいけど、さすがに5万は出せない!という方、少なくないと思います。でも品質はいいものがほしい。長く使えるものがほしい。そんな方にオススメなのが万双の財布です。

実店舗で見るのが一番ですが、オンラインでも購入できますので、一度検討してみてはいかがでしょう!

以上!今回は万双の財布のエイジングっぷりを紹介しました!ではでは^^