元気がない時こそ綺麗な革靴を ~逆襲は足元から~

「会社に行きたくない」「学校で嫌なことがあった」「恋人と別れた」etc… 気分が落ち込む時、思い悩む時は人生で幾度となくやってきます。そのような時、元気を取り戻し現状を変えるきっかけとなるひとつの方法があります。それは「綺麗な靴を履く」ことです。


人は落ち込んだときに下を向く

「仕事が嫌で嫌でたまらない」
「昨日どうしてあんなことを言ってしまったんだ」
「大好きな彼氏彼女と別れてしまった」

 

人は落ち込んだときどのような姿勢になるでしょうか。おそらくほとんどの場合、下を向いてうつむきます。落ち込んだときに自然と胸を張って上を向ける人はなかなかいません。

では落ち込んで下を向いたとき、自分の目には何が映るでしょうか。

 

そう、自分の足元。自分の靴が目に入るはずです。

おいしいものを食べると少し元気が出る、気分が上がる音楽を聴くと前向きになれる等、五感は人の気分に影響を与えます。

それらと同様に、普段目線を落とした時に無意識に見ている靴に少し気を遣うことで、視覚的効果から気分を少し前向きにすることが出来ます。

目線に入る「自分の靴」をアップデートすることで前向きな気持ちを引き出す

下の写真を見比べてみると分かりやすいでしょう。

はあ・・・とタメ息をついて目線を落とした時にボロボロの革靴が目に入る場合とピカピカの革靴が目に入る場合とでは、思っている以上に気分が違います。

自分が履いているボロボロの靴を下を向く度に何度も目にしていると自分自身が更に惨めに思えてきます。

しかし、落ち込んだときに自分が履いている綺麗な靴が目に入ると、「自分はまだやれる!」と少し自分に対して自信が湧いてきます。

落ち込んでいる時以外にも、思っている以上に人は目線を下、自分に足元に落とすことが多いです。歩いている時や階段を上るとき、スマホを操作するとき、電車に乗っているとき、考え事をしているときなどなど・・・。

そんな時、自分の視界に綺麗な靴を履いている自分の姿が映ると少し気分が前向きになります。

「まだだ・・・!まだ終わってない!まだこの靴が輝いている!まだやれる・・・!」

 

本当に?と思うかもしれませんが、落ち込んだときにおいしいものを食べると少し元気が出るのと同じように、目に映るものをアップグレードすると少し元気になります。

そして靴は他人から見ても一番目に留まりやすいファッションポイントです。

綺麗な靴を履くことで、自分だけではなく他人から見ても前向きな印象を与えることができます。

落ち込んだとき、悩んだときこそ、まずは綺麗な靴を履いてみましょう。

オススメは光沢のある革靴~光る革靴で落ち込んだ気持ちを立て直す~

気分が落ち込んだときに履く靴としてオススメは光沢感のある本革の革靴です。

スニーカーでもよいのですが、革靴の方がキチッとした印象を相手にも自分自身にも与えます。特に光沢感のある本革の革靴はそのツヤ感が落ち込んだ気持ちを前向きにしてくれるでしょう。

合皮の革靴もここ最近は良質なものもありますが、履きこんだときの光沢感の美しさはやはり本革の靴には劣るものがあります。どうせ買うならば本革の革靴がオススメです。

革靴はスニーカーと比較して値段も高いですが、普段着としてスニーカーを履く人が多い中で磨かれた革靴を履いていると、それだけでおしゃれに見えます。

ただ、必ずしも高価な革靴である必要はありません

本革の革靴は10万を超えるものから1万円程度のものまでありますが、2~3万円のリーガルやスコッチグレイン等国産メーカーの本革靴や1~2万円のABCマート等で販売されている本革靴でも、しっかりとした作りのものがあります。

もちろん7万円以上する英国製の靴と比較すると手にとった時の質感は異なりますが、きちんと手入れをし光沢感を維持していれば十分落ち込んだときに元気を与えてくれます。

筆者自身も最初に落ち込んだ気持ちを助けられた革靴はABCマートの1万6000円(ぐらい)の革靴でした。

仕事が嫌で嫌でつらい時に何度も下を向いてはABCマートの革靴の光沢感に助けられました。

(ABCマートさんありがとう! そこから革靴にハマり、ファッションにハマり、沼にハマっていくわけですが・・・)

高いものである必要はないので、光沢感のある本革の革靴をワードローブに加えてみてはいかがでしょうか。

転ばぬ先の靴

落ち込んだ時や元気が出ない時に、気分転換に音楽を聴いたりおいしいご飯を食べるのと同じように、綺麗な革靴を履いて気持ちを前向きにしてみましょう。

もちろん、綺麗な革靴を履くこと自体が落ち込んでいる原因そのものを直接解決するものではありません。

しかし、状況を変えようと頑張るあなたの背中を押してくれる力になるでしょう。

 

ボロボロになって下を向いたときにキラリと輝く革靴が、下を向いたあなたを支えてくれるはず。

元気がない時こそ、綺麗な革靴を履いて一歩を踏み出しましょう。きっと綺麗な革靴があなたの心強い相棒になります。